建前

深夜にNHKスペシャルの再放送を見る。第2次大戦の時に特攻隊に配属されたのに死ななかった人たちが一時“隔離”されていた福岡の施設にまつわる話し。施設を管理していた人が古いインタビューで「こんなに生きているとは思わなかった」みたいなことをを言っていたが、実際配属されたひとたちの半数近くは死んでいない。これから“軍神”を目指すひとたちに示しが付かないということによる隔離。
間違えを認めるよりも建前を守るためにかける手間を厭わない。いつの時代でも同じようなことが繰り返される。