梅雨明け気味


平年とは
  ある大気現象の出現状況を長い期間について平均したものを「平年値」という。平均をとる期間は、国際的に過去30年と決めている。ただし、毎年変えるのは大変なので 10年ごとに切り替える。2000年までは1961〜1990年の30年平均を用い、 2001年からの10年間は1971〜2000年の30年平均を平年値として使う。  気温を例にとると、平年値を計算する30個の値を高い方から順に並べ、その出現の 割合が3分の1ずつになるよう3つのグループに分ける。そして高い方から順番に気温が「高 い」、「平年並み」、「低い」と呼ぶことにしている。

異常気象とは
  1ヶ月の平均気温などが平年値をとる過去30年という期間、あるいはそれ以上の期間、1回も観測されなかったほど平年から偏った値が現れた場合を「異常気象」という。