やまだ眼

やまだ眼

やまだ眼

佐藤雅彦さんの新刊が出たというので本屋へ。「やまだ眼」という書名の山田一成さんとの共著。誰?と前書きを読んで「いつもここから」の山田くんだということがわかった。毎日新聞での連載をまとめた1冊だそうだ。
ピタゴラスイッチで彼らのことは知ってはいたが、去年の春、彼らのPodcastを聴き始め、ナイーブで自分勝手でいつも暴走する菊地さんと、彼を助け旨く廻している山田くんのコンビが好きになり、毎週聴き続けている。

有名なミュージシャンを「好き」と言うのは、
無名なインディーズバンドを「すき」
と言うより勇気がいる事なんだと思った。

「やまだ眼」は山田くんの眼が日常の生活で捕らえた言葉の数々。同意しつつそんなことに同意した自分に気づき、ちょっとした恥ずかしさが湧き上がってくる。その視点と感性。旨く醸造して様々に表現してもらいたい。