いつか王子駅で
数日前、かえるさんの日記に堀江敏幸さんの「いつか王子駅で」について書かれてあった。
この作家は知らなかったが、以前王子駅のそばに住んでいたこともあり新潮文庫の新刊の中吊りでこの書名を見たときから気になっていたので購入。
- 作者: 堀江敏幸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/08/29
- メディア: 文庫
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「私」の周りの人たちとのいまの話しといろんなきっかけで思い出す以前読んだ本の内容や過去の出来事が入り乱れる。確かにアタマはこうまわっている。
「変わらなかったことが結果としてえらく前向きだったと後からわかってくるような暮らし」か。こういうことはあとから振り返っていえることで憧れてやることじゃないな。
お酒を飲んだ後にコーヒーを飲んだことはなかった。こんどやってみよう。
通勤のとき読み、読み終えたのは丁度地下鉄が王子駅に着いたときだった。できすぎた偶然。
折に触れ読み返したくなる1冊。