駅について空を見ると、寒く澄み切った西の空に下が弧になっている月が見えた。
下弦の月か。
いまは新月から満月に向かっている途中だから、明日はもうちょっと大きく見えるかななんて考えながら家に帰った。
しばらくしてふと気になって「下弦の月」について調べた
なんとさっき見たのは「下弦の月」ではなく「上弦の月」だった。

上弦の月

  • 新月から満月に向かう月齢7.5の月
  • 昼間に出て夕方に一番昇り深夜に沈む
  • 西の空に沈むとき下半分だけ見える

下弦の月

  • 満月から新月に向かう月齢22.5の月
  • 深夜に出て明け方に一番昇り昼間に沈む
  • 西の空に沈むとき上半分だけ見える

全く知らなかった。
月を弓に見立て、沈むとき弦にあたる部分が上にあるか下にあるかで名前が決まっているようだ。
いままでなんで知らなかったんだろう。勉強になった。
あと、月齢からいくと今夜の月はまだ若く、本当の「上弦の月」は26日の夜の月だった。