絵はがきの時代

朝、電車の中で読み始める。

指先でいま書いたばかりのメモをつい無意識のうちに二つ折りにしてしまう。そのことでかえって、自分の書いたことがなにか人目をはばかるできごとであるかのように感じられてくる。

そんなこといままで無意識にやっていた。考えてみたらそうだ。
ここから一気に引き込まれた。


これは絵はがきをスイッチに時間と場所と大きさを超える旅の手引書だ。
残り半分を読むのが楽しみであり読み終わるのが悲しくもある。

絵はがきの時代

絵はがきの時代